安定剤を一カ月分処方
眠るために、何カ月も安定剤を服用している。
睡眠のために1日を過ごしていると言ってもいいくらいだ。
朝はたいてい5時半には起き、そのあとには一日中ノンストップだ。
夜の睡眠のために。
布団に入ったときに、息子のことを考えずに、眠りに落ちることができるなら、なんだってする。
なぜなら去年の夏、息子は不登校になり家に引きこもっているから。
本来なら4月から高2になるはずだった息子は、昼夜逆転ゲーム漬けの日々。
今日も夕飯にさえ起きてこない。
日中もきっと寝ていたに違いないのに。
精神的にも身体的にもギリギリの私だか、仕事だけは続けている。
もし専業主婦で家にいたら、とっくに息子を刺していたろう。
16才の息子が学校に行かず、精神を病んでいく。
これが母である私の背負う十字架なのだ。